塗装は養生と下地処理で決まります。
汚れたらみすぼらしいし、
料理と同じで下処理を怠れば、
美味しくない食事になるのと一緒です。
良い塗装屋さんの一番目の判断は足場やシートが整っていること。
シートが綺麗に覆われてなかったり、足場が傾いていたりは職人の意識レベルが低いため、良い仕事を求めるのは難しいでしょう。
次に養生マスキングが整っているか否か。
素人が見ても美しい養生なら、
手間をかけしっかりと施工してくれる証拠。
是非、訪問販売、飛び込み業者、一括見積もりで物事を決めるのではなく、仕事を見て頼むと言う意識を是非お持ちになってください。
下養生。
床に塗料が回り込まぬように下敷きシート。
フェルト本養生。
垂れた塗料も吸い取る優れた床シート。
海外では当たり前の養生です。
そして下塗り。
これが一番の肝。
材質、旧塗装膜、環境因子、仕上げとのマッチングを考え、経験も生かし、最適なご提案をするのがプロ。しかし、セミプロ、作業員が増え、この下塗りで失敗するケースが異常に増えています。本物の職人が減ったと言うことですね。
フォトジェニックに行きましたが、この塗り方はNGです。横方向にサイディングが走っていますから、横方向にローラーを流すのが正解。こうしたことも考えない作業員、増えています。
下塗り完了。
下塗りが透けても関係ないなんて塗り方は当方ではしません。綿密な下地が強固な塗装を作り出すことを知っていますから。
仕上げ一回目。
外壁塗装は仕上げを必ず2回塗りすることが求められます。必ずです。一回仕上げだと手抜きを疑ってください。
仕上げ二回を終え、養生撤去。
いかがでしょうか?
これだけ手間をかけ、
仕上げてゆくのが塗装です。
簡単にローラーでコロコロしているのとは訳が違います。
だから手間もお金も掛かるんです。
しっかりやらず手を抜けば安くなります。
仕上げを一回で終わらせる。見えないところは塗らない下塗りしない。余計な提案をしない。言われたことだけやる。
果たしてそれが10年、15年に一度の一大イベントたる外壁塗装で良いのでしょうか?
問題が起これば保証があろうとも治りません。
一生、建て替えるまでついて回ります。
そんなお客様をオヤジの代から40年見つめ続け、お助けしております。
地域に根差したホームドクター、それが目黒区で創業40年のツボイ塗工です。
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