街として整備された一角。
今の可愛らし印象からクールな印象へと塗り替えたい。
そんなご希望の元、カラーシュミレーションを経て、外部一式塗装工事を開始致しました。
まず打ち合わせ時に気になったのは、破風・軒天・雨樋の濃色納めでした。
とても重く感じ、ここをまずは軽やかにしましょうという提案を致しました。
こちらが塗装前です。
統一感はあるものの、重さを感じる原因になりました。
塗装後です。
破風・軒天・雨樋のバランスを変え、すっきり見えるように仕立てました。
次に中央部分のジョリパッドパターン変更を提案致しました。
こちらも重さを感じ、パターンの単調さがあったため、当方が得意とする湿式外断熱工法材Zウォールによるパターンリニューアルを行ないました。
柔らかなランダムパターンによる改修。ひび割れが以降起らなくなる超厚膜仕上げです。
塗装前の屋根は汚れ、熱を持ち、夏は酷い暑さであるとのことから、遮熱断熱ハイブリッド塗装を施すことに。6層遮熱断熱の効果をご覧下さい。
撮影ポイントを設け、塗装前後での温度差計測をサーモグラフィーカメラで撮影。
ピーク温度で-33.6℃差となり、施主様が室内で体感できる温度低下を実現しました。
サーモグラフィーカメラは放射温度計よりも正確な計測が可能であることから、10年前より採用、塗装前後で計測し、データー集積値を施主様に提出しています。
そして水切り関係はスカイツリー採用の材料系統、フッ素ローラーメタリックによる施工。
既存サッシの色に合わせる手法を採用致しました。
完了後です。
すっきりとしたグレイッシュテイスト。
屋根はフッ素遮熱断熱で20年耐久。
暑さから建物躯体を守り、施主様を暑さから守る傘として、
外壁は15年基礎耐久の防強強防藻艶消しシリコン樹脂採用で、
長く綺麗を実現する仕様としました。
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